会社を選ばないと足場屋の将来が危ない!?週休2日?変化する建設業

2021/04/02

建設業の休日と現状

ヘルメット
昨今の日本では働き方改革が推進されるようになり、休日のあり方も変わっていているのではないでしょうか。
よく問題になるのが「週休2日制」という言葉です。一見、「毎週、1週間のうちに2日休日があること」と勘違いしやすいのですが、
本来の意味合いは「1週間のうちに1度でも2回休日があること」を指します。

例えば、「今週は土日が休日です」でも「来週からは日曜日だけ休日です」という状況も「週休2日制」と言えるのです。
反対に、「カレンダー通りの休日です」や「毎週土日は休日です」というのは「完全週休2日制」と言います。

ブラック企業や、サービス残業などの言葉がここ数年で大きな問題となり、企業の規模に関係なく問題となっていますが、
法律上は「毎週少なくとも1回または、4週間を通じ4日以上与えなければならない」となってます。
つまり「週休1日」を下回らなければ、法を犯すことはありません。

参照:労働基準法「第4章 労働時間、休憩及び休日」

では、基本的な休日が「毎週日曜日のみ」の建設業はいかがでしょうか。
もちろん、世の中には週休1日のお仕事もたくさんありますが、なぜ建設業は日曜日しか休日がないのでしょうか。

変わらない古風な文化

高齢化社会というものは、働き手にもいえることであり国土交通省のデータによれば、建設業では
29歳以下の若手と呼ばれる世代に比べて、55歳以上のベテラン人口が約3倍近くを占めています。
「昔は仕事してなんぼだった。今はゆるくなった」など、ベテラン世代の風潮を若手に求める職人も少なくないので、
休みをとりにくい原因の要素になってしまっています。

日給制のシステム

この点は企業によって異なる部分もあるかと思いますが、現場仕事の作業員の方たちは1日の労働の積み重ねで、お給料がもらえるという
システム(日給制)もあるようです。自身の仕事の成果がそのまま報酬として反映されるので仕事をした分だけお給料は良いということです。
また、大きな残業などが原則ないので一般企業のように残業代という概念も少なく、稼働日数が非常に重要になります。

月給制の場合は人件費がかかる

先ほどとは反対に、月給制の場合は払うお金は変わらないのに作業日数が減るためこなせる仕事量も減ります。
長い目で見ると、会社としては休みが増えてしまうことで利益が減ることになりかねません。
月給制の水準が下がってしまう恐れもありますね。

人材不足

職人さんの休みを増やして、なおかつ現場の納期に間に合うように遅れずに作業を進めていくには作業人数の確保が必要です。

例えば、1週間で30人の職人さんが働く仕事量がある現場があったとしましょう。

日曜休みの週6日稼働の場合:1日5人の職人さんが働く必要があります。
土日休みの週5日稼働の場合:1日6人の職人さんが働く必要があります。

バブル期をすぎて、業種を問わずいまは多くの人手不足が問題となっています。
上記の例で言うと、1日に6人の職人さんを確保するのが難しいのが現状ということになります。
単純に、人手不足で土曜日も作業を進めないと納期に間に合わないということも考えられますね。

このように多くの要因が、土曜日も働く週休1日の原因になっているようです。
ただ、多くの職人さんがお金を稼ぐためや、仕事を進めた分現場が動いていくのでそれが楽しいと感じるなど、
土曜日も仕事をしている理由がネガティブな理由ではないことが1つのポイントだと考えます。

建設業がいよいよ週休2日制に!

そんな建設業界にも働き方改革の波が押し寄せてきているようです。

建設業に関しては、改正が5年遅れていますが、2024年の4月以降からは他業種と同じように労働時間の厳守などが求められていて、
それまでに国レベルで業務改善に取り組み、改善をする必要があります。
その風潮からか、最近では建設業の企業に週休2日の水準を求めることも多くなってきました。

また、発注者から直接工事を請け負う会社を元請業者(ゼネコン)といいます。なかでも売上高の規模が大きい業者のことを大手ゼネコン
といいますが、そんな大手ゼネコンの改修工事の現場などでも週休2日制を採用するようになり始めました。
多くの下請け会社は、当然元請会社(ゼネコン)から指示をもらい、仕事を受ける訳ですから合わせるしかありません。

現段階では隔週といえ、休みが増えて喜ぶ職人さんも居るかも知れません。
しかし、やがて完全週休2日制となったらどうでしょうか。休みが増えることで収入が減るなど、多くの職人さんが困ってしまうでしょう。

休みが増える将来をどう生き抜くのか

先ほどお話をしたように、建設業では仕事をした日数が収入に直結している職人さんが大半です。
つまり、これから休みが増えても安心して仕事をしていけるかどうかが企業としての課題になります。

また、現代の就活生や転職を考えるような人たちは、現実的な給与面や福利厚生などの待遇について非常に敏感です。
安心して仕事に取り組める環境や体勢が整っていることが人手不足を解消する大切なポイントになります。

甫架設は8期連続で売上拡大という好調な業績を上げることができています。
特に大きく伸びた年度では1年間で1億円以上売り上げが伸びました。

甫架設の強み

職人さんから経営者になるケースは少なくありません。
しかし、営業をしてきていないのでコミュニケーションを避ける方も多く、今付き合いのあるお客さんから
来年もまた同じくらい仕事がもらえれば良いと新しいことにチャレンジしない企業はこれからどんどん厳しくなると考えます。

仕事をもらうためには営業力、つまり元請会社に信用して紹介してもらえる企業かどうかが重要です。
建設現場では多くの企業の方達と協力をして仕事を進めていきます。技術だけでなく、気持ちの良いコミュニケーションや
マナーが不可欠です。甫架設では、「教育」・「マナー」そして何より「安全面」に力を入れています。

セーフハンガー

セーフハンガー
建設業労働災害防止協会のガイドラインにもありますが、建設業における死亡災害を種類別に見ると、
堕落によるものが多く特に足場からの堕落災害が高い割合を占めています。
平成15年には厚生労働署により「手すり先行工法に関するガイドライン」も作成されました。
これは足場の組み立てや解体を行う際に最上層に常に手すりを設けましょうという事故への対策法です。

足場をはじめとして建設業に死や危険は常に隣り合わせです。安全面に気を使うのは当たり前ですが、
安全面により気を遣っている意識は道具にも現れます。

甫架設では従来のものよりも施工性を高めた2点ロック式のセーフハンガー(先行手すり)を採用しています。
これ1本で手すり・中さん(足場床と手すりの間に設ける横架材のこと)・筋交(支柱と支柱の間に斜めに入れて足場の構造を補強する部材)の役割を果たします。

ランディングボックス

ランディングボックス
足場作業用の簡易リフトのことです。
ランディングボックスはレールパイプに沿い搬器が昇降するので、足場部材の接触による落下がありません。
自分たちが落下する事故を防ぐことも大切ですが、部材が落下して下にいる通行人や職人にぶつかる・落下するなどの大事故を防ぐ予防にもなります。

このように設備にここまで投資をしている足場会社は少ないので、大きな企業からの信頼も厚いと自負しています。

甫架設のマナー

ユニフォーム

甫架設のマナーは全員揃ったユニフォームです。
また消耗品のハーネス(落下防止の安全ベルト)なども毎月必ずチェックをして安全に使えるか確認しています。
必要であれば、即時支給するようにしています。

急激に変わってきた建設業

ビル

時代に合わせて柔軟に対応しなくてはいけないことがたくさん増えてきた建設業界。
具体的にどのようなことが変わってきたのでしょうか。

社会保険への加入

一般的な企業で働いていれば社会保険への加入は当たり前ですが、建設業に限らず職人気質が強い業界ではグレーな部分があります。
しかし、建設業法が改正されたことで、社会保険への加入が正式に義務化されました。
こういった部分がしっかりクリアされていないと入れない現場も増えてきました。

外国人技能実習生

技能実習生とは本来、日本で技術を取得して母国に持って帰ることが目的なのですが人手不足を補う目的で
建設業では多くの企業が受け入れを進めていました。

どうしても文化のギャップなどからトラブルも少なくなく、上手に教育等をできている企業は多くありませんでした。
しかし、きちんと教育をできていれば会社への利益としても大きな影響をもたらしてくれます。
また、未経験者でも安心して働ける企業というイメージをもってもらえるメリットがあります。

甫架設には10人の技能実習生が在籍していて、月に1000万円ほどの売り上げに貢献してくれています。
年換算すると、1億円以上変わってくるので社員全体への給料に対する影響もかなりのものです。

技能実習生のゴックさん

ゴックさん
甫架設の技能実習生ゴックさんにお話を聞きました。

──ゴックさんのことを教えてください

現在24歳で、ベトナムから日本に来て3年になります。

──お仕事はいかがですか。

仕事は疲れますけど、皆さんが優しくてとても楽しいです。
最初は、すぐに現場に行かずに材料の名前を覚えたり、足場の組み方など2週間ほどおしえてもらいました。

半年から1年くらいで自信を持って仕事ができるようになりました。
例えば、先輩たちは間違えても闇雲に怒ったりしません。きちんとわかりやすく教えてくれます。

──甫架設について

水道やWiFiの費用を全て負担してくれます。また、お米まで負担してくれます。
そのおかげで貯金もしっかりとできて、日本に来る費用をすぐに返済できました。
また戻ってきたらここで働きたいです。

甫架設で働いてみませんか?


「スキルがついているのに給料が上がらない」「将来が不安」
そんな悩みを持っているあなた。
甫架設では寮も完備で遠方からでもチャレンジする人をお待ちしています。

整った教育システム

甫仮説では明確な評価と給与体系であなたをサポートします。例えば、足場に関する資格は会社が全て負担します。
また、有給休暇や賞与も設けていますのでしっかり頑張った分だけ還元される仕組みを設けています。

19歳から未経験で入社した先輩の話

弊社にはたとえば、現在27歳で年収500万以上を稼ぐ27歳の職人もいます。
そんな彼は19歳の時未経験で弊社に入社してきたことから足場屋のキャリアをスタートさせました。

年収は当初の倍以上。
最近350万円のジープを購入されたそうですが、まだまだ今の給料に満足はしておらずもっと高みを目指していきたいということです。

彼は7年間、仕事を続けられた理由に、「甫架設で働く職人の人柄の良さ」「公私共に働きやすい環境が整っている」ことを強調しています。

弊社には昔の建設現場に見られるような”見て覚えろ”と言った風習がありません。
教える方も教わる方も年齢が近く、若い人が活躍する会社であるからです。

職長の彼も今は教える立場、自らが素人時代を経験していることもあり、
新人教育には怒ることよりも、その方ひとりひとりの適正を見た上で「褒めて伸ばす」教育方針を大事にしているそうです。

最近は新しく川口市に営業所も作り、今弊社は若い人がますます活躍できる環境が整いつつあります。

同じ建設業で働くのであれば、ちゃんと努力が給料として反映された上で、長く安心して働ける会社が良いに決まっています。

建設業への就職を漠然と考えられている方でも、”鳶職”をピンポイントで志している方であっても是非「甫架設」にお越しください。

『頑張ったら頑張った分だけお給料がもらえる』
建設業に抱かれているその夢を、弊社であれば叶えることができます!

足場屋3社目として転職した先輩の話

次に、同じ「足場屋」で転職で甫架設に来た先輩の話です。

19歳から足場屋の仕事を始め、今で3社目という32歳の職長です。

仕事ができるようになるとしっかり給料にもそのスキルアップが反映される、弊社の給与体系には満足して働けているそうです。

以前勤めていた会社ではどうしても年功序列が強く、仕事ができるかどうかよりも入社歴で給料が決まってしまっていたことに納得がいかず転職先を探し始めました。

実力が付いてきているのに給料が変わらないことにもどかしさを覚えたそうです。

ボーナスがきちんと支給される足場屋に勤めたのも初めてで、その会社の体制があるからこそ結婚し、子供が生まれても家族も安心して暮らしていけていると言います。

関東圏内の大規模修繕工事など民間工事だけでなく、公共工事も多数手がけている甫架設の仕事は日々現場が安定的にあります。
また、積極的に成長を促していく文化があり、職長などのリーダー職にもチャレンジしやすい環境です。

甫架設ではチャレンジしたい皆さんをお待ちしてます。足場が未経験の方でも安心して飛び込んできてください。
募集要項

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