公共工事の足場建設【埼玉・東京近郊は甫架設】

2022/05/23

埼玉県川口市を拠点とし、仮設足場の専門工事を手がける甫架設(はじめかせつ)です。くさび式足場の材料を自社保有し、枠組足場、特殊足場などにも積極的に対応しています。

国は、建設業界の若い世代の不足や、安全対策のために様々な計画を行っています。そのため、公共工事を行う際にはそれらをすべてクリアしている必要があります。また、国の方針に従っていない企業や個人は処分を受ける可能性もあります。

 

今回は公共工事の足場建設についてご紹介していきます。

公共工事について興味を持っている方も、公共工事をこれから請け負いたいと思っている建設業界の方も、公共工事についてのポイントを詳しくまとめていますので、是非ご覧ください。

 

 

公共工事の必須条件①「社会保険への加入」

建設業界では、若い世代の人材不足が問題視されています。その理由の一つとして、建設業界は社会保険にすら入っていないというイメージがあることが挙げられます。実際のところ、平成23年時点で建設業界全体のうち約40%の労働者が社会保険に未加入でした。そのため国は、平成29年までに建設業で社会保険に加入していない事業所を減らす計画を立てました。

国が社会保険加入を強く推し進めているにもかかわらず、平成29年度以降でも社会保険に入っていない企業は要注意ですよ。労働者も、遅くとも平成29年度以降に適切な保険に入っていない場合、現場へ入場させるべきではないとの見解が示されています。

 

また、公共工事を請け負う場合、その会社は社会保険への加入が必須条件です。

入っていない業者や個人には行政指導があることがあります。まずは社会保険への加入指導がありますが、それにもかかわらず未だ未加入のままですと、建設現場に入れなくなってしまいます。また、最終的には強制加入措置を受けたり、監督処分を受けてしまったりということもあり得ます。

また、平成29年度以降、未加入企業は下請けに選定するべきではないとされており、国交省直轄工事では、請負業者は加入業者に限定されています。

社会保険料の企業負担は大きいですが、その他の面で加入していないときのデメリットは大きいものになりますので、加入しておくべきでしょう。

社会保険加入は法令上の義務ですので、公共工事を請け負う場合は必ず加入していることが求められます。

 

 

公共工事の必須条件②「手すり先行工法」

建設業における死亡災害では墜落が原因のものが最も多いです。その墜落事故のうち、約2割は足場からのものです。足場からの落下事故を防ぐことは緊急の課題であると言えるでしょう。

足場からの落下を防ぐ手段として、手すりを付けるということが挙げられます。実際、足場からの落下原因のひとつが、作業時に手すり等が不完全な状態であったということです。作業のやり方や順番によって、防ぐことができる事故は絶対に起こさないように気を付けていきたいものです。

 

作業時に手すりを優先して取り付けておく工法として、足場の組み立てや解体の際に作業床の最上階に常に手すりがある「手すり先行工法」が勧められています。この工法は、足場の組み立ての際に先に手すりを取り付けたり、解体の際に手すりを最後まで残したりする方法です。

重点安全対策でも、厚生労働省の「手すり先行法のガイドライン」に従うことが求められています。働きやすい安心感のある足場にしていくことを目標とされ、この手すり先行工法が強く勧められています。

この「手すり先行工法」には様々な組み立て方がありますが、甫架設では、豊富な部材を保有しており、手すり先行工法のための部材も保有しています。そのため、公共工事にも対応可能です。

 

 

事例

これまで甫架設が施工した公共工事の足場施工事例をご紹介します。

 

 

 

埼玉県川口市公共施設外壁改修足場工事【くさび式本足場】

埼玉県朝霞市公共施設足場工事【くさび式本足場】

埼玉県川口市公共マンション大規模修繕足場工事【くさび式本足場】

 

 

まとめ

公共工事の足場建設では、様々な安全対策はもちろん、社会保険への加入なども求められます。甫架設では、そのすべてを網羅していますので、ご安心してご依頼いただけるかと思います。特に足場建設ではくさび式足場の材料を自社保有しております。様々な特殊な足場組立にも対応可能です。

公共工事での決まりをクリアしていますので、一般的な建物の足場工事も安心ですよ。

 

是非お気軽に甫架設にお問い合わせください。

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