甫架設のくさび緊結式足場は手すり先行工法を採用しています!
埼玉県川口市を拠点とし、仮設足場の専門工事を手がける甫架設(はじめかせつ)です。
建築工事においては欠かすことのできない足場ですが、足場にも種類がいくつかあります。
今回は、足場の中でも王道の「くさび緊結式足場」について詳しく解説していきます。
くさび緊結式足場とは?
くさび緊結式足場とは、一定の間隔に緊結部を備えた鋼管を支柱として、手すりや筋交等を支柱の緊結部にくさびで緊結する足場のことを指します。
ハンマーを使用して凸凹がついた金具を打ち込んで、部材を組み立てていきます。以前は木造家屋などの低層住宅を工事する際の足場として、主に高さ31m未満の建物で使用されていましたが、2015年に法律が改定され、45mの建物まで使用が可能になりました。
くさび緊結式足場の特徴・メリット
くさび緊結式足場の特徴やメリットについてもみておきましょう。
- ・ハンマー1本で組み立て、解体が可能。
- ・コンパクトに結束できるので、輸送コストが下げられる。
- ・組み立てが簡単でほかの足場より約20%作業時間を短縮できる。
- ・亜鉛メッキ処理されているので、錆に強く耐久力がある。
- ・主に、中低層建築工事用に使用されている。(最近では高層にも対応している)
- ・当日分の材料のみを積むことができるので、材料置き場を確保する必要がない
- ・侵入経路、車両重量規制等融通がきく
- ・複雑な形状の建物や敷地、隣地境界線など対応可能
などが挙げられます。
くさび緊結式足場のデメリット
一方でくさび緊結式足場のデメリットはどのようなところにあるのでしょうか?
- ・組み立てに金属製のハンマーを用いるので、騒音クレームが入りやすい(組み立ての騒音に関しては、足場の仕様上仕方がありませんが…。)
- ・高層部でも基本的に部材は手渡しなので、職人たちが安全対策で声かけをする
などが挙げられます。
甫架設ではランディングボックスを使用しているので、資材落下の危険性が少ないです。(他の会社は釣り上げるだけなので、落下してしまう恐れもあります。)
また、マナー教育を徹底しているので不必要な大声をあげないなど、周囲に対して十分に配慮しています。
くさび緊結式足場はハンマー1本で簡単に組み立てられるため、設置や解体が比較的容易に行うことができます。他の足場に比べて20%近く作業時間を短縮でき、錆に強く耐久性が高いことから、非常にコストパフォーマンスに優れた足場として重宝されています。ただ、設置の際は幅広いスペースが必要ですので、近隣の建物との距離が近すぎる場合は使用できないなどの注意点は覚えておきましょう。
甫架設では「手すり先行工法」を採用
手すり先行工法とは、足場の組み立て・解体時において常に手すりがある状態で作業を行えることから、『墜落を防止できる工法』のことを意味します。
また、働きやすい安心感のある足場とは、足場の全層に「二段手すり」と「幅木(つま先板)」を設置するため、『足場使用者の墜落を防止できるとともに、心理面の緊張状態を緩和する効果が期待できる足場』です。
(参照:全国仮設安全事業競合組合 http://www.kasetsuanzen.or.jp/safety_scaffold/relief.html)
手すり先行工法の特徴
手すり先行工法の特徴についてもみておきましょう。
- ・組み立て、解体時も落下防止の手すりが先に入っているので、職人が落下する可能性が低い
- ・予算の関係で、一般の建設では先行手すりでない場合が多い(公共事業では先行手すりを採用)
- ・くさび式には+αで装着する必要がある(次世代足場では標準仕様)
手すり先行工法のメリット
手すり先行工法のメリットについてみておきます。何よりも落下防止になることで安全性が高い点がメリットといえるでしょう。
(引用:全国仮設安全事業協同組合 http://www.kasetsuanzen.or.jp/industrial_accident/fall.html)
業種別の割合では、実に4割近くが建設業となっており、その中でも半数近くが堕落事故によるものです。こうした長年にわたる足場からの事故を防ぐための方法が手すり先行工法の設置であり、この工法の出現は我が国の安全の歴史上、非常に画期的な施策として今もあり続けています。
甫架設のくさび式足場の特徴
甫架設のこだわりと特徴についてお話をしておきます。
先行手すり据え置きが標準使用
先行手すりの資材保有数が地域では1番です。
資材の荷上げ、荷下ろしはランディングボックスを標準使用
機材は高価ですが、協力会社も全業者保有しているため安心です。
置き場の整備環境が整っているので、常に壊れている部材が入ってない
部材が返ってきたときに、全て丁寧に検品をします。その際、材料に付着した塗料なども全て除去しています。
足場上での資材の仮置きは巾木を設置して落下を防止している
弊社の足場では、ものが落ち無いように、両脇に巾木を設置しています。巾木がないと、仮置きしている資材に足が当たってしまい、短いものなどは落ちてしまう危険性があるからです。
ここまで丁寧に作業を行っている会社は決して多くないと感じます。使用する資材や機材が高いため、自社で資材を保有している会社じゃないとできないからです。ですが、ここまで徹底して行うことで、多くの事故を防ぐことができていると実感しています。
くさび式足場の事例
甫仮設ではくさび式足場を用いて、多くの現場で大規模修繕を行っております。
▼こちらから事例もご覧ください。
https://hajime-kasetsu.co.jp/category/blog/
甫架設の社長・役員から足場屋を志す方へメッセージ
最後に、甫架設の代表である西澤と専務取締役である福田より、足場屋の世界を志す若い人に向けてメッセージをお送りいたします。
代表・西澤より
私は職人上がりです。高校を卒業してからゼネコンの現場で3年間、マンションや商業施設の鉄骨と足場に携わっていました。その後家業である西澤架設に従事したり個人事業主として3年間現場で働いていたこともありました。
そこから独立して甫架設をゼロからスタートさせ、現在会社は8期目を迎えています。今後より会社を成長させていくために仲間を増やしていきたいと考えております。
足場未経験の方はもちろん、将来は独立したいという熱い志を持つ方からのご応募をお待ちしております。
独立に必要な資金を銀行から借りるための手続きや、材料を自身で所有するまで仕事を提供するといった面でサポートすることも可能です!
ぜひ、私にお気軽にご相談ください。
専務取締役・福田より
私は16歳から18歳まで足場工事をやっていました。そこから10年近く別の現場で働いていましたが、29歳でまたこの世界に戻ってきました。
他の職種も経験したからこそ、私は足場工事の面白さを実感しています。
現在、私は現場の工程管理を行っており、安全かつ効率的に職人が働けるような作業伝達を行うことで現場をサポートしています。
この工程管理の業務でも意識していることですが、私は若い子たちが生き生きとした職場にしたいと常に考えています。
怒って伸ばすという考え方は確かに業務を覚えるうえで一定の効果はあるかもしれませんが、離職に繋がり時代遅れだと思っています。
若い子たちがのびのび個性を発揮できる環境を用意し、育つことでおのずと会社も一緒に成長できると考えています。
甫架設は平均年齢も若く、すぐに馴染めて働きやすい職場です。
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