鳶職に年齢制限はある?年齢とともに考えるキャリアプラン・仕事の変化を紹介

2023/08/03

鳶職という仕事は技術や経験が重要な要素となりますが、年齢制限に関する疑問を持つ方も多いでしょう。この記事ではその疑問を解決し、鳶職における年齢とキャリアプランを分かりやすく解説します。

この記事を読むことで、鳶職における年齢制限の有無や、年齢別のキャリアプラン・仕事の変化についての知識を深めることが可能です。また、これから鳶職を目指す方やすでに鳶職として働いている方も、自分のキャリアプランを見直すヒントを得ることができます。

ぜひ最後まで読んでいただき、鳶職と年齢に関する疑問や不安を解消し、理想のキャリアプランを築いていきましょう。

 

鳶職は何歳から何歳まで働ける?

まずは鳶職として働くにあたって、知っておくべき年齢制限について解説します。

高所作業ができるようになるのは18歳から

鳶職人の仕事で大きな違いを生む年齢の要因は、高所作業の制限です。労働基準法により18歳未満の鳶職人は、5m以上の高所での作業や足場の組立等の作業が禁止されています。しかし18歳になればこれらの制限は解除され、高所作業も可能になります。

また、18歳未満は深夜労働が禁止されており、午後10時から午前5時の作業には参加できません。さらに、1日や週間の労働時間にも制限が設けられています。

 

年齢の上限はなし!

鳶職において年齢制限は存在せず、自分の体力次第で何歳まででも働くことができます。実際に60歳を超えても働く一人親方がいたり、20代~40代で引退する人もいます。

鳶職には定年がなく、体力が許す限り働くことができます。しかし現場によっては年齢に応じて作業内容に制限があることがあり、年齢が高くなると現場での指導・管理が主な仕事になることが多いです。

 

年齢・経験ごとの鳶職の仕事の変化

年齢や経験毎に鳶職の仕事内容がどのように変化していくのかについて、考えられるケースを紹介します。

~20代まで

若い鳶職人たちは、18歳になるまで5メートル以上の高所作業ができないため、地上で資材の運搬や足場組立ての補助作業を行います。この時期は力が求められる作業が続くため、体力が自然と鍛えられます。面白味に欠けるかもしれませんが、将来の活躍に向けた基礎固めができる大切な期間です。

 

20~30代

20~30代の鳶職人は現場で活躍し、主に足場の組立てや解体に従事します。20代半ばには知識や経験が蓄積され、足場工事の面白さを実感できるでしょう。資格取得に励み、現場責任者になるなどのキャリアアップが見込めます。30代になると、管理や部下の育成を通じて自己成長が期待できるチャンスが広がるのです。

 

40代

40代になると体力や判断力の低下が表れ始め、多くの鳶職人が現場から離れて管理職やデスクワークへ移行します。この時期はキャリアの大きな分岐点であり、現場仕事を続けるか、管理職に転向するか、あるいは新たなキャリア形成のために転職するかを選択することになります。

 

50代以降

50代以降も現場で働く鳶職人もいますが、40代以上に体力の低下や労力が増すため、さらに多くの人が管理職やデスクワークに移行します。人材育成や業務管理が主な業務となり、新たな課題に向き合うことが求められるでしょう。この時期は自分のキャリアを見つめ直し、適切な選択をする重要な時期となります。

 

年齢と共に考える鳶職のキャリアプラン

年齢を重ねるにつれて、キャリアプランの選択は重要です。鳶職で考えられるキャリアプランのケースを紹介します。

資格取得でスキル&年収アップ

鳶職人として働くうえで資格は必須ではありませんが、年収やキャリアアップを目指す場合は資格取得がおすすめです。例えば「玉掛け技能講習」や「建築物等の鉄骨組建て等作業主任者」「足場の組立て等作業主任者」「とび技能士」などがあります。これらの資格は、鳶職人の専門性を高め、より幅広い仕事に対応できるようになります。

 

体力がある限りは現場で活躍する

鳶職人は体力勝負の仕事です。現場での仕事が好きであれば、体力が許す限り続けることがよいでしょう。実際に60代で鳶職人を続けている人もいます。しかし体力的に厳しくなった場合は、無理せずに他の職種への転向を考慮することも一つの選択肢です。

 

管理職など現場を束ねる仕事に就く

現場での経験を活かし、管理職に就くことも鳶職人のキャリアプランの一つです。管理職になることで、現場の指揮やコーディネートを担当し、体力的な負担を軽減しながら働くことができます。部下を持ってチームビルディングを行うことは、自身の成長にもつながるでしょう。

 

独立する

鳶職人の中には、一定の経験を積んだ後、独立して自分の会社を設立する人もいます。独立することで年収を大幅にアップさせられる可能性があり、経営者としてのスキルやノウハウも身につけることができます。しかし独立したからといって、必ずしも成功するとは限りませんので注意しましょう。

 

営業など他職種に転職・異動する

意外にも、営業職など異業種への転職を選ぶ鳶職人もいます。鳶職人は肉体的・精神的な強さやコミュニケーション能力が求められるため、営業職にも適性があることが多いからです。営業スキルは汎用性が高く、年齢を重ねても転職先が見つかりやすいため、将来を考えても魅力的なキャリアとなる可能性があります。

 

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18歳未満の人は高所での作業が限られているため、他の人と同じ作業を行うのは難しいでしょう。しかし、18歳になれば年齢制限を受けることなく長く働けるのが、鳶職の特徴です。

体力に応じて管理職になったり、独立してより多く稼いだりすることも考えられます。甫架設では未経験でも将来のキャリアプランを考えた育成を行っています。働きやすさも重視しているため、鳶職として働きたいと考えている人はぜひ甫架設へお越しください。

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