鳶職は将来性のある仕事! 鳶職に向いている人の特徴とは?

2023/02/10

建築業界において、将来性があると言われる仕事の一つに鳶職という仕事があります。では、鳶職のどういった部分から将来性が見いだせるのでしょうか。鳶職にはどのような人が向いているのでしょうか。この記事では鳶職が将来性のある仕事とされている理由や、鳶職が具体的に何をするかの詳細、鳶職に向いている人の特徴などを紹介していきます。

 

鳶職の将来性は?

鳶職は将来性のある仕事

鳶職は建設現場の高所においての作業を専門とする職人です。テクノロジーの進歩により、仕事が簡略化され、少なくなる中、鳶職は将来性がある仕事とされています。詳しい理由は後半にて紹介します。

鳶職の現状

現状、鳶職はベテラン職人の引退などによる人手不足に悩まされています。さらに、技術を伝える人手が不足していることで、若手の職人に鳶職の技術が伝わらないと言う弊害まで発生しています。鳶職の人数が少ないことに対し、工事数が増加しつつあることも人手不足による問題をより加速させています。

甫架設をはじめ、現在の建築業界はこれらの現状を改善するために動いています。その動きについて詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

建設業の3Kを過去のものに 新3Kで建設業界は変わっていきます

 

鳶職に将来性がある理由

鳶職は建設現場に欠かせない

鳶職が行う足場の架設や機械の搬送などの作業は高所での難しい作業であり、まさに鳶職なしでは行うことができません。鳶職は高い技術と専門性を持っているという点で建設現場に欠かせない存在です。鳶職の技術力と専門性は長期間の下積みと経験によって培われます。このように建設現場では鳶職にしかできない作業がいくつも存在するため、鳶職は建設現場に欠かせない存在とされています。

建設業の需要はなくならない

人が生きていくうえで建物の存在は不可欠で、日々、日本中のありとあらゆる地域で新しい建物が建築されています。建設業の需要はなくなりません。そして、建物を建設する際は高所での作業が避けられないため、鳶職の仕事が当然必要になります。施工を必要とする建物がいつもあるため鳶職は仕事を失う恐れがないというわけです。

鳶職の仕事内容・種類を紹介

鳶職の仕事内容

一般的に鳶職は、高所で作業をする技術職のことを指します。ただ、高所で作業をするといっても担当している作業にはそれぞれ専門分野があり、分野に分かれてそれぞれ名前が付けられています。

鳶職の種類

足場鳶

足場鳶は足場の仕事を専門としています。具体的な仕事内容は、作業用の足場の組み立てや、イベント会場や舞台ステージの設営、照明のセッティングなどです。組み立てた足場を解体・撤去するのも足場鳶の仕事です。

鉄骨鳶

鉄骨鳶は鉄骨関係の仕事を専門としています。具体的な仕事内容は、鉄骨とボルトで建物(ビルなど)の基盤の骨格を組み立てる作業です。

作業は地上と高所に分かれて行います。場合によってはクレーンを使ったり、何十メートルもの高さを、脚立やスライダーを通じて移動して作業します。

重量鳶

重量鳶は文字通り何十トンもの重さを有する大型機械や工作物関係の仕事を専門としています。具体的な仕事内容はこれらの機械を建物内部に搬送し設置することです。その他の鳶職と違い、高所の作業は少なめですが、その代わりに建物の設備や仕組みなど工事に関する専門的な知識が求められます。

橋梁鳶

橋梁鳶は橋や道路関係の仕事を専門としています。具体的な仕事内容は、橋や高速道路と言った、横方向に伸びている建築物の足場組みや橋梁の架設です。橋梁鳶以外の鳶職は上下に動いて建物を建築するのに対し、橋梁鳶は左右に動いて作業をする必要があるため他の鳶職ではないような特殊な作業をする必要があります。

このほかにも分野によって鳶職は様々な名前が付けられています。詳しく知りたい方は以下のサイトをご覧ください。

足場屋とは? 足場職人と鳶職の違い、足場職人を目指す理由は?

 

鳶職に向いている人の特徴

チームワークを大切にできる人

鳶職は安全を確保するため、日常的にチームで、お互いに合図や声掛けなどのコミュニケーションを取りながら仕事を進めていきます。そのため、同僚との協力やチームワークをしようとする意思が鳶職には不可欠です。常に仲間を気遣い、支えあうことで作業をすることが好きな人は、鳶職にぴったりでしょう。

注意力がある人

鳶職人の仕事現場は、ほんの小さなミスが重大事故につながる危険がひそんでいます。

高所で作業している途中に手足を滑らせて落ちてしまったり、うっかり工具や足場材を落として、下にいた仲間に当たってしまったり。原因は環境や職人の注意不足、体調不良など多岐に及びますが、何であれ安全な施工を意識している今日でさえ、工事中の事故はよく発生します。そのため、慎重に注意深く作業を行う力が鳶職には必要になります。

体を鍛えるのが好きな人

鳶職の仕事の大部分は体に負荷のかかりやすい力仕事です。

例えば足場の建設に使われる部材は非常に重く、10kg以上あるのが普通です。これほどの重さのある部材をなるべく多く、早く運ぶことが足場鳶の現場で求められていることの一つです。

このように鳶職の仕事は体を動かすことに慣れていないと、すぐに動けなくなってしまうような内容のものばかりです。普段からスポーツやジムで運動していて、体に自信がある方にはピッタリの仕事でしょう。

足場職人になるには筋肉を鍛えておく必要がある?

手に職付けたい人

先ほど紹介したように、鳶職では仕事をするために高い専門性と技術が必要になります。ですが、見方を変えて言うと、鳶職は作業を通じて高い専門性と技術を手に入れることのできる仕事とも言えます。手に職付けたいと言う方にとって鳶職は、普通に働いているだけで工事に関する知識や技術が学べる場になります。特に足場鳶は鳶職の中でもっとも専門性が必要になる職のため、ぜひトライしてみてください。

若いうちから稼ぎたい人

鳶職は努力した成果がはっきりと結果に出る仕事です。若手でも真面目にコツコツ技術を付けていくと最短3年で親方になれます。また、現場の数も自分で調節できるため若い段階でも努力次第で高額の収入を得ることができます。若いうちから稼ぎたいと考えている方にとっても鳶職はピッタリの仕事と言えます。

 

鳶職を目指しているなら甫架設で一緒に働きませんか?

以上が、鳶職と、鳶職に向いている人の紹介になります。鳶職は高い専門性と技術や需要の多さからテクノロジーには代用できない将来性のある仕事です。足場鳶、鉄骨鳶、どの役職においても危険性や体にかかる負担があります。ですが、そうした負担に耐えられ、なおかつ共に働く仲間と協力できる方には、鳶職は稼ぎやすく、技術を学べる最高の仕事になると言えます。

甫架設では、未経験者に対して先輩職人が一つ一つ丁寧に指導し、現場の不安や困りごとを徹底的に解消します。建設業特有の「見て覚えろ」という教育はせずに、安全性に配慮しながら足場職人としての成長をしっかりとサポートします。もちろん、その人の体力を十分に考慮した上で、無理のない作業計画を立てて毎日少しずつ経験を積ませていきます。

足場職人の仕事に興味のある方、体を鍛えたい方は、ぜひ一度甫架設にご応募下さい。

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